2011年8月30日火曜日

CHICKENFOOT "Big Foot" (HD Official Video) from "III" THE NEW ALBUM OUT ...

2011年8月27日土曜日

The Strokes - What Ever Happened? (Marie Antoinette)

20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

川嶋 次のメディアはそれだと思います。僕たちのような記者は、世の中はこうあるべきだ、こういう方向にもっていかなければならないと書くとき、事実をもって語る必要があります。その事実は、近所の誰某がこんなことをしたというような小さなことでいい。だれかの声に事実がついてきて、それがすごい説得力を持つというのが、ネットメディアの本来の姿だと思います。

武田 マスメディアとソーシャルメディアの間には、近親憎悪みたいなものがあると思うんです。言論のツールがどちらもテキストですから。でもオーソライズの文章と生の声って、全然別なものなんです。お互いを補完し合うメディアができたらウケるでしょう。

川嶋 そう。市民参加型でね。僕らはオーソライズする存在として、生の声をいかに公平に伝えるかを問われる。

武田 メディア論のマーシャル・マクルーハンは、「新しいメディアが本来の価値を見つけたとき、旧来のメディアも同じく自分たちの特徴を再確認する」と言いました。例えば写真は絵画から記録する機能を奪った。しかし、その後、絵画にはシュールレアリズムやキュービズムという新しい表現が生まれ、作家の内面世界を描くようになった。

 同じようにネットが細分化された意見を顕在化させるという本来の特徴を見出したとき、旧来のメディアは自らの特徴、すなわちオーソライズの機能を再認識するということでしょう。言論の魂は死にません。

川嶋 そのへん出版社はすごく古い世界で、なかなか変わろうとしない。出版業界の人に言われるのは、ネットメディアなんて儲からないでしょう・・・くらいのことです。

武田 そういう人にこそ「ソーシャルメディア進化論」を読んでもらいたいですね。

20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

一般市民の「深い声」と、それを基にプロの記者が取材した記事がセットになっているようなメディアが作れたらすごい
20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

一般メーカーのフェイスブックページは全滅です。今はブームですが、私たちの予測だと7‐9月の予算でワーッと作られて、10‐12月で下降して年末にはフェイスブックはダメだという特集が日経ビジネスあたりに載るんじゃないかと
20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

サクラを使うとかえってコミュニティの活性化が損なわれるので、それはしません。サクラのコメントは一発で分かります。見分け方は、レスポンスがほしい気持ちがにじんでいるかどうか。サクラは文末が言い切りなんです。

 例えば、生の声が「ウチではこのお菓子に○○をトッピングしています。変かと思われるかもしれないけれど、こうすると子供が喜ぶんです。みなさんはどうですか?」だとすると、サクラは「△△の上に○○をトッピングして食べる。とっても美味しいよ!」というような。

 サクラはレスポンスが来たらかえって困っちゃいますからね。結局このお菓子のコミュニティはサイトを閉じました。

 一方、フェイスブックページで最も成功していると言われるのは無印良品とユニクロの2社ですが、これもコメントはだいたい2行ぐらいの言い切りなんです。フェイスブックは実名を背負っているので、価値観や何かのテーマについて見ず知らずの人と会話をするのにはリスクが伴うし、お互いにコミュニケーションは求めない。

20世紀型マーケティングから脱却せよ フェイスブックでもツイッターでもないコミュニティ・マーケティング

2011年8月16日火曜日